2011年08月02日

小学校の特別支援学級の介助員(その2)

介助員のバイトは朝8時15分から午後までの勤務。
曜日によって4時間目まで、5時間目まで、6時間目までの日がある。
朝は8時13分に家を出て14分に教室に到着できるので楽ちんだ(笑)
私は週2~3回のシフトにしてもらった。

朝の会と帰りの会は全体で行うが、授業は低学年、中学年、高学年と3クラスに別れて行われる。
それぞれ担任の先生がいて、児童数や障害の程度に応じて介助員が配属される。
全体で児童10数人、担任3人、介助員3人程度という構成だっただろうか。
勤務2年目に児童が増えて20人近くなったときは、担任4名、介助員4名程度だっただろうか。
体育や音楽の授業は全体で行う。
介助員の人は、本職でやっている人もいれば、主婦の人もいる。

特別支援学級の児童は当時10数人いて、いろんな児童がいた。
話せる児童、話せない児童。
言うことを聞く児童、聞かない児童。
授業中ずっと座っていられる児童、どっか行っちゃう児童。
ある程度勉強できる児童、全くできない児童。
給食を食べられる児童、好き嫌いが多い児童。
朝、一人で学校に来られる児童、親と一緒に来る児童。
一人で着替えの出来る児童、なかなか出来ない児童。

総じて言えるのは、皆、とりあえず一人でトイレは出来ることだ。
詳しくは知らないけど、トイレが出来ることは入学の条件になっているのかもしれない。

昔の身障学級と比較して驚いたのは、会話もきちんと出来て見た目も普通の児童が相当数いたことだ。
普通に会話も出来るし、好奇心は旺盛だし、勉強も少し遅れているが、ある程度できる。
でも、じっとしていなかったり、空気が読めなかったり、洒落や皮肉が通じなかったり、気にくわないことがあると暴力的になったりすることがある。
こういった障害はアスペルガー症候群やADHD(注意欠陥・多動性障害)といって、私が子供の頃は普通学級にいて個性的な児童とされていたのが、ここ最近、医学的に「障害」とカテゴラズされるようになり特別支援学級に入ってくるのである(厳密にはアスペルガー症候群とADHDとは異なるが共通する部分も多い)。
他校の普通学級にいたがトラブルが多く、特別支援学級のある私の勤務校に転校してケースが多い。

さて、自称ちょい悪の素人おっさん。どうなることやら。

つづく

edo_yaroh at 08:48コメント(0)バイト遍歴  

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