2010年12月15日

憲法(論文)その1

憲法の論文はバクチ性が高いです。
というのは、憲法上の主張というのは、答案構成の段階で主張がいくつも挙がるのが普通であり(憲法判例の下級審判例を見れば、その意味が分かると思います)、その中から重要と思われる書くべきスジのいい主張と書かない主張とを取捨選択しなければならないからです。
思いつくすべての主張を書けば安全でしょうが、時間的にそれは無理。
試験委員が書いてほしい主張(点数が入る主張)は、試験後に公表される試験委員の「出題の趣旨」や「ヒアリング」を読まなければ分からないのです。

本試験という異常な緊張感の中で、試験時間との兼ね合いの中で取捨選択を正しく行うというのはかなり困難です。
誰もが書くだろう柱の論点は分かると思います。
それプラス何を主張できるか、主張は不可能ではないけれど書かない、という判断作業が必要になる訳です。

そこで私は、論文の公法系は、誘導が適切で書いて欲しい事柄が問題文に記載されている行政法から解いていました。
行政法には1時間20分くらいかけて、違法性の本案主張まで細かく書ききる。
憲法は、残りの時間で最低限の主張、反論と私見をとりあえず書ききる。
という戦略をとっていました。
憲法40点、行政法70点の合計110点くらいをイメージしての戦略です。

でも、来年の本試験からは、今年までの公法系4時間ではなく、憲法と行政法がそれぞれ2時間と試験時間が分断されたので、私のような戦略は採れません。

そこで、基本に戻って2時間で何を書くかを割り切って考えるしかないでしょう。



edo_yaroh at 22:21コメント(0)新司法試験の勉強  

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